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2011年5月7日（土）〜9日（月）

●5月9日
クラーク記念国際高校で中尾先生がボールを使ったエクササイズを生徒達に指導してくれた。この後、生徒達が避難所を訪れ、被災された方々へ実際に支援ボールエクササイズを行った。

今回訪問した避難所の岡田小学校には新浜地区の方々が避難されていた。この地区にあった120世帯のうち57名が犠牲になったと伺い、とても心が痛んだ。

生徒達が中尾先生から学んだボールエクササイズを被災者の方に教えている姿を見ていると、生徒達の素直な心と熱意により避難所の方々の間に会話のキャッチボールも生まれた。また皆さんの顔に笑顔が浮かんだのを目にすると、今回のボランティア企画を実践して本当に良かったと感じた。

こうした活動を実際に体験してみて、いろいろと気づかされたことがある。
細かい情報の遣り取りが難しい状況もあって、支援自体のミスマッチ（需要と供給がマッチしていない）が発生してしまう問題がある。
「こういうボランティアの人材が欲しい」
「こちらではこういう活動が行える。これは行えない」
「この避難所における優先順は○○だ」
「こういう物資には余裕はあるが、逆に○○が足らない」といった情報の共有が出来ていないため、物資や人材はあっても必ずしも必要な場所へ提供されないのである。

こういったミスマッチを減らし、きめ細やかな支援を提供していくためには、情報のキーステーションが必要である。そうしたことから新日本製薬社などがスポンサーとなって、地元仙台FMを使い、『つながろうプロジェクト』を起ち上げることが決まった。

今後、『豪太会』や『ALCO』でも継続して支援活動を続けていくためには、何が必要なのか、さらに考えを深め、行動していこうということになった。
近日中にもふたたび活動することはすでに決定している。

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